0→1 は難しい?

お金とは信用である。

どうも、たくまるです。

 

0→1 とは、0から事業を起ちあげ、1にする(お金を生みだす)ことです。

既存の事業を少しずつ大きくすることが得意な人はけっこういるらしいのですが、事業を起ちあげ、お金を生みだす(0→1)仕組みを作れる人はほとんどいないそうです。

少し考えてみると自分の仕事でも納得できます。既存のお客さんからの売上と新規のお客さんからの売上は獲得難易度が全然違います。既存のお客さんとは長い期間お付き合いしているので、お互いの信用度もそこそこ深く良い関係です。しかし、新規のお客さんとは関係が浅くギクシャクしています。そしてそのお客さんからお金を頂くのはとても大変で、納得したお金を頂けるのは長い期間お付き合いをして信用度が深くなってからというのが普通です。経営の基本である既存のお客さんを一番大切にしろというのは、信用度を深く高めるのは長い年月とコストがかかり、骨が折れることなのでということなのでしょう。

0→1で事業を起ちあげ軌道に乗せるのと、新規のお客さんと信用を深めお金を頂くのは実は似たようなことだと思いますので、簡単に売上を上げろと従業員や部下に言っても何ら効果はありません。逆にあなたは簡単に0→1で事業を起ちあげ、軌道にのせれますか?簡単にはできないでしょう?そういうことなのです。従業員や部下も同じです。

 

既存のお客さんと深い信用で結ばれていると、たまに新規のお客さんを紹介してもらえます。この方法が実は最も効果的で、そういうお客さんが増えてこれば最高です。

しかし、たまに「新規のお客さんを紹介してください!紹介してくれれば1,000円割引券をプレゼントします!」という宣伝を見かけますが、これは微妙だと思います。新規のお客さんを紹介してくれるのは深い信用で結ばれていてかつ日ごろのサービスに満足している最後のご褒美みたいなものですから、1,000円割引券というチープなもので釣ってはいけません、むしろ逆効果です。辞めましょう。

 

結局は常日頃からお客さんにいかに満足してもらえるかを考えて行動するのが近道なようです。日頃の信用の積重ねが新規のお客さんを紹介してくれ、またそのお客さんが新規のお客さんを呼ぶ。このような流れを自然に作ることを目標にするよう従業員や部下に伝えれば光が見えてくるように思えます。安直に売上を上げろなんて絶対に言ってはいけません、無能な証拠です。

では。

お金を追い回せ!

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