利回りと価格?

お金とは信用である。

どうも、たくまるです。

 

今日のテーマは「利回りと価格」です。

実は、利回りと価格は密接に結びついていると言っても過言ではありません。

投資等をする際は、利回りの裏側にある価格についても考慮しなければいけません。

そして利回りは危険度も表しているときがあります。

 

投資をする際、よく営業マンからこんなことを言われます。

「この投資物件は利回り10%以上なのでお得です。何人か検討しているお客様がいるので、早い者勝ちとなります。」

んー、かなり煽ってきてますし、完全にカモを探してます笑。

この利回りが「表面利回り」なのか「実質利回り」なのかでも大きく違いますし、ただ単に価格が安い(ゴミ物件)である可能性もあります。

 

実は利回りは大きい方が魅力的に見えますが、そうとも限らないのです。

 

利回りは価格が小さければ(価値がない)当然大きくなります。計算式の分母が小さくなるので当然ですよね。でも、価値が小さいということは、そもそもその投資案件自体に魅力がないから利回りが大きくなっているのです。

 

国債で考えればよくわかります。日本の10年もの国債利回りは▲0.05%(▲はマイナス)です。アフリカのナイジェリアの10年もの国債利回りは15.145%です。日本の国債利回りがマイナスとなっている理由は、日本国の信用度が高く国債の価格が高すぎてマイナスとなっているのです。逆にナイジェリアの国債利回りは約15%とかなり高いです。ナイジェリアは新興国ですので、国としての信用度も低く国債の価格が低いので利回りが高くなっています(約15%の利回りでないと買ってくれる人がいないとも言える)。

 

投資に当てはめてみると、利回りが低い案件は価格が高く(信用度が高く、人気がある)、利回りが高い案件は価格が低い(信用度が小さく、人気がない)のです。

ただ単に利回りが高いからといって良い投資案件とは限らないことは明らかですよね?

みなさんも利回りの本当の意味を理解しましょう。

くれぐれも怪しい営業マンに騙されないように!

 

では。

お金を追い回せ!

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